動画編集で使うと故障しやすい?
これは筆者の体験談です。
ゲーミングPCを購入する時、ゲーム以外の動画編集や配信でも使えるように、余裕を持ったスペック構成で購入しました。
- グラフィックボード:RTX3080
- ストレージ:1TB SSD+2TB HDD
- メモリ:32GB
- 冷却機構:水冷クーラー
当時、発売からまだ間もないNVIDIAのグラフィックボード「RTX3080」搭載のゲーミングPCだったので、スペック的には悪くないと思います。
ゲームをするのは全く問題なくて、とても快適。しかし、動画編集もゲーミングPCで済ませたいと欲張ったのがいけませんでした。
ゲーミングPCではもちろん動画編集もできますが、ゲーム以上の負荷がかかることがあります。
そこそこのスペックを搭載したゲーミングPCでも、動画編集作業は、冷却ファンの回転数が断続的に上昇しうるさくなります。
さらに、動画の書き出し作業は、冷却ファンが壊れるのかと思うくらい異常なくらい回転数が上昇します。
なるべくゲームと動画編集を同時並行ではやらず、故障しないように気を遣って使ってきたつもりですが、購入してから1年経った頃、ヒートシンクが変形し故障しました。
ゲーミングPCの長期保証に助けられた
故障したゲーミングPCは、約1ヶ月近くの修理期間を経て無事に戻ってきました。
たまたまメーカーの長期保証に加入していたので、修理費用は無料でしたが、故障した原因として心当たりがあるのは、ゲーミングPCで動画編集をした事ぐらいしかありません。
Appleシリコン搭載のMacがあれば最適
ゲーミングPCを故障させた経験から、ゲームと動画編集は別々に作業するべきとの結論に至りました。
ゲーミングPCは基本ゲームだけ。動画編集は、Appleシリコンを搭載したMacに任せることで快適な作業環境を構築することができました。
かなり負荷のかかる編集作業をしていても、Mac本体の発熱は少なく、ファンの音も聞こえないほど静かです。もちろん動画編集の作業も快適です。
ゲーミングPCはゲームに専念させるべき
ゲーミングPCは、故障のリスクを考えるとゲームに専念させるべきで、ゲーム以外の用途であれば動画配信にぐらいにとどめておくのがベスト。
あまり負荷をかけると故障するリスクがあるので、動画編集は別のパソコン、可能であればAppleシリコン搭載のMacを使うのがおすすめです。
ゲーミングPCで動画編集は可能です。しかし、動画編集のような大きな負荷をかけると冷却ファンが異常に回転してうるさくなり、故障の原因になるので、おすすめできません。