買うのは簡単。捨てるのは面倒。
モバイルバッテリーは、スマホやタブレット、パソコンを使う上でなくてはならないアイテムです。
Amazonや楽天はもちろん、コンビニやダイソーなどの100円ショップでも、どこでも簡単に買うことができるのですが、モバイルバッテリーを処分するときの手間とコストを考えると、慎重に考えて購入する必要があります。
買うのは簡単だけど、処分するのは本当に面倒なのがモバイルバッテリーなのです。
怪しいメーカーのバッテリーは絶対に買うな！
結論から言うと、聞いたことがないような中華メーカーのモバイルバッテリーは絶対に購入しないのがおすすめです。理由は、不要になった時の処分が面倒だからです。
無償でのバッテリー回収が難しく、万が一バッテリーが膨張してしまうと、高額なコストをかけないと処分できなくなる可能性があります。
無料回収はJBRC協力店まで行く必要あり
安心できるメーカーは小型充電式電池メーカーなどが主体となって構成されるJBRCに加盟している企業です。
JBRCは不要になったモバイルバッテリー（但し、JBRC加盟企業のバッテリーに限る）を無償で回収しており、 JBRCの協力店（家電量販店やホームセンターなど）に設置したリサイクルボックスで使用済み電池の回収を受け付けています。
「協力店・協力自治体」検索ページを中央まで下にスクロールして、、緑色の「協力店・協力自治体」検索ボタンをクリックすると、リサイクルボックスが設置してある協力店を調べることができます。
- アンカージャパン
- エレコム
- オウルテック
- CIO
- ティー・アール・エー（cheero）
- バッファローなど
但し、上記のメーカーであっても無償で回収してもらうためには、最寄りの家電量販店やホームセンターまで足を運ぶ必要があり、手間と時間がかかります。
わざわざ店舗まで行く時間がない方は、少しコストはかかりますが、以下の方法がおすすめです。
Anker・CIOのバッテリー回収サービスを利用
大手メーカーのAnkerとCIOは自主的に不要になったモバイルバッテリーの回収サービスを実施しています。
但し、幾つか条件があり、少しのコストがかかりますが、配送するだけで一番手っ取り早く簡単に処分できる方法です。
Ankerのバッテリー回収サービス
Ankerでは、Anker製品に限り、中古であっても、故障・破損しているバッテリーであっても回収してくれるサービスを実施しています。
不要なバッテリーを梱包するための資材や送料を自己負担する必要がありますが、わざわざ家電量販店にあるリサイクルボックスまで行かなくても済むので簡単に処理できます。
CIOのバッテリー回収サービス
CIOのモバイルバッテリー回収サービスは、CIO製はもちろん、他社製もしくはメーカー不明のモバイルバッテリー（故障・破損していてもOK。但し膨張はNG）であっても、1回の申請につき最大5個まで不要なモバイルバッテリーを回収してくれるサービスです。
このサービスを利用する条件として、CIOの公式サイトで無料会員登録すること、Amazon CIO / CIO Mate で取り扱いのモバイルバッテリーを購入する必要がありますが、メーカー不明のモバイルバッテリーを処分できるメリットはとてつもなく大きいです。
本サービスを仮申請すると、CIOから処分するバッテリーの個数に応じた割引クーポンが送られてくるので、それを使ってバッテリーを購入することができます。
Amazonで購入したバッテリーの注文番号を使って本申請すると、後日バッテリーを送付するための封筒が送られてくるので、その封筒に不要なバッテリーを入れてポスト投函すれば、簡単にモバイルバッテリーを処分できます。
Anker・CIOのバッテリーを使えば間違えなし
モバイルバッテリーを購入するときは、処分するときのことを考えて購入するようにしましょう。
JBRC協力店のリサイクルボックスに行くのが面倒な時は、少しのコストはかかりますが、配送で処分できるAnkerとCIOのバッテリー回収サービスを有効利用するのがおすすめです。
家電量販店やリサイクルショップで不要になったモバイルバッテリーの回収サービス（リサイクルBOXなど）をしている店舗もありますが、わざわざ処分するためだけに店舗まで足を運ぶのは面倒です。
できれば、バッテリーが膨張する前に不要になったモバイルバッテリーは、AnkerやCIOの大手メーカーの回収サービスを利用して配送で処分してもらいましょう。