「OS X Mavericks」から「OS X Yosemite」にアップグレードした時に「iCloud Drive」が「設定中…」のままになって、使えない時の対処法をご紹介!
一度「iCloud」からサインアウトして、再度ログインするとうまく設定できるかもしれませんよ!
iCloud Drive が「設定中」になったまま使えなくなってしまった。
「OS X Mavericks」から「OS X Yosemite」にアップグレードした後、「iCloud Drive」を使ってみようとしたらずっと「設定中…」の表示になったまま使えない状態になっていました。

システムを終了してみたり、再起動してみても状況は変わらなかったのですが「iCloud」から一度ログアウトして、再度サインインすると無事に設定できたのでその手順をご紹介します。
「iCloud」からサインアウトする
まず「システム環境設定」から「iCloud」を選択します。

つぎに「iCloud」ウィンドウの左下にある「サインアウト」を選択します。

このときに「iCloud」内のすべてのサービスのチェックをオフにしておかないと、iCloudからサインアウトできないので注意してください。

重要
また「iCloud」からサインアウトするときにMacに保存されたパスワード、iCloudのメモ、リマインダー、カレンダー、連絡先のコピー、書類などの各種情報を残すか、もしくは削除する必要があるので、事前にバックアップを取っておいてください。バックアップを取っておかないとiCloudのデータを元に戻せないこともあるので、くれぐれもご注意ください。
「iCloud」に再度サインインする
「iCloud」からサインアウトしたら、再度「システム環境設定」を選択します。

つぎに「Apple ID」を使って「iCloud」にログインします。

任意で「iCloud でメール、連絡先、カレンダー、リマインダー、メモ、および Safari を使用」と「Macを探すを使用」にチェックを入れて「次へ」を選択します。

「Macを探す」でMacの位置情報を使用することを許可します。

「今すぐiCloud Driveにアップグレードしますか?」で「続ける」を選択します。
重要
万が一の不具合に備えて「iCloud Drive」にアップグレードする前に「iCloud」内の書類データをローカル上に保存しておくことをオススメします。

MacにiCloudのキーチェーンを設定する場合は「コードを承認」するかほかのデバイスから「承認を要求」をするか、どちらかを選びます。
どちらの方法を選んでも良いのですが、今回は「コードを承認」でサインインを続けたいと思います。

「iCloud」のセキュリティコードを入力します。

携帯端末に送信される6桁の確認コードを入力します。

これで無事に「iCloud」にサインインすることができました。「iCloud Drive」も最初数分くらいは「設定中…」のままでしたが、しばらく時間が経つときちんとアクセスできるようになりました!

「iCloud Drive」がうまく機能しないときは再ログインするといいかも。
「OS X Yosemite」にアップグレード後「iCloud Drive」がうまく機能しないときは「iCloud」の再ログインで解決する場合があります(*必ずこの方法で解決することを保証するものではありません)。
再度サインインするときは、一部のiCloudとの同期情報を削除する必要があるため、大切なデータを失わないためにも、必ずバックアップを取ってから実行するようにしてください。