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Macを売却または譲渡する前に絶対にやっておくべき作業をご紹介します。
最近、比較的短い期間でAppleの新製品がリリースされるようになりました。新製品のリリースに伴い、Macを買い換えたり、他人に売却・譲渡する場合は、アップルが推奨する方法に沿ってMacを初期化(クリーンインストール)する必要があります。
今回はMacを売却・譲渡する時に絶対やるべき準備をご紹介します。
追記2016年版として大幅に内容を改変・追記しています。
1.iTunesからコンピュータの認証を解除する
まず最初にやっておきたいことはiTunesの認証解除。iTunesを起動し「Store」→「このコンピュータの認証解除」を選択します。

詳しいやり方は以下の記事を参考にしてください。
2.Time Machineを使ってデータをバックアップする
Macを初期化、売却・譲渡する前は必ずバックアップを取っておきましょう。
TimeMachineを利用して完全なバックアップを作成するほか、外付けハードディスクやDropboxなどのクラウドストレージサービスを利用して重要なバックアップだけを保存する方法もあります。
3.iCloudの「Macを探す」をオフにしてサインアウトする。
意外と忘れやすいのがiCloudのサインアウト。こちらも必ず済ませておきましょう!
やり方は以下の通り。「システム環境設定」→「iCloud」を選択します。

つぎに「Macを探す」をオフにして、iCloudのサインアウトを選択すればOKです!

4.Appleサポート(マイサポートプロフィール)に登録したコンピュータを削除する
Apple公式サイト上にある「マイサポートプロファイル」にアクセスします。

つぎにマイサポートプロフィールを削除するMacを選択します。

続けて「製品の削除」ボタンをクリックします。

5.iMessage(メッセージ)アプリをサインアウトする
今度はiMessage(メッセージ)アプリからサインアウトします。メニューにある「メッセージ」→「環境設定」の順にアクセスします。

「アカウント」タブを選択し、左サイドバーにある「iMessage(メッセージ)」を選択した状態で「サインアウト」をクリックします。

再度「サインアウト」をクリックします。

念のため「サインアウト」後にもう一度「iMessage(メッセージ)」アプリを起動し、下の写真のような状態であればきちんとサインアウトできている状態になっています。

6.ディスクユーティリティでMacを初期化する。
以上の準備ができたら、Macを初期化しましょう!「OS X Mavericks」「OS X Yosemite」「OS X El Capitan」のクリーンインストールは以下の記事を参考にしてください。
7.Macを下取りする方法を決める
Macを初期化したら下取り方法を検討します。オススメの下取り方法はこちらを参考に。
また「下取りに出して、新しいiPhoneへアップグレード。」内にある「Apple Renewプログラム」を利用する方法もありますので、是非チェックを。
8.AppleCareに加入していたら解約する。
もしAppleCareに加入していたら、解約も忘れずに!加入期間にもよりますが、少しお金が戻ってきます。AppleCareの購入証明書(レシートなど)を事前に用意しておきましょう!
Apple 製品を購入したら保管しておいていただきたい大切な書類
iCloudのサインアウトは要注意!初期化前に忘れずにやっておこう!
初期化する前の手順で忘れやすいのがiTunes・iCloud・iMessage(メッセージ)のサインアウトです。iTunesの認証解除は忘れてもあとで一括解除できますが、iCloudやiMessage(メッセージ)のサインアウトは忘れると後で解除できないので注意が必要です!
Macを他人に売却・譲渡する前には必ずやっておきましょう!
ちなみにMacを工場出荷時の状態にして手渡したい時は以下の方法も参考にしてくださいね。