今回はMacをセーフモード(セーフブート)で起動する方法をご紹介!お手持ちのMacが何だか重たい、Macの調子がおかしいぞ?って思ったときに使える便利な小技です。
Macが重い!調子が悪いときは「セーフモード」で快適に!
Macを長期間使っていると突然起動しなくなったり、たくさんのアプリケーションをインストールしていると調子がおかしいなと感じることがごく稀にあります。そんな時はMacをセーフモードで起動すると症状が改善することが多いです。
セーフモード(セーフブート)とは?
Macの起動方法はいくつか用意されているのですが、セーフモードは起動ディスクを検証し、ディレクトリの問題を修復することができます。
Apple サポートによると、Macをセーフモードを行うことで以下のような処理が行われます。
- 必要なカーネル機能拡張のみを読み込む
- 起動項目とログイン項目が自動的に開かないようにする
- ユーザがインストールしたフォントを無効にする
- フォントキャッシュ、カーネルキャッシュ、およびその他のシステムキャッシュファイルを削除する
以上のように、Macをセーフモードで起動すると起動ディスクを自動的に修復し、キャッシュをリセットしてメンテナンスする効果が期待できます。
セーフモード(セーフブート)のやり方
セーフモードでMacを起動する方法はとてもカンタンです。「Shift(シフト)」キーを押しながらMacを起動するだけ。下の画像のように進行状況バーが表示されるまで「Shift(シフト)」キーを押しましょう。

進行状況バーが表示されたら「Shift(シフト)」キーは離してOK!通常の起動より少し時間がかかりますが、セーフモードで起動するとログイン画面の右上に赤字で「セーフブート」と表示されているはず!この表示があればMacは既にセーフモードに突入しています。

ログイン後は再起動して通常通りに使用していけば大丈夫です。この時点でセーフモードによるメンテナンスも完了しています。
セーフブートだけで解決できるトラブルはかなり多い!

最近のMacはかなり安定しているので、壊れたり、急に調子が悪くなることもほとんどないのですが、定期的にメンテナンスしておくといつでも快適にMacを使うことができると思います。実際に僕が今まで体験してきたMacのトラブルで、セーフブートを実行したたけで症状が落ち着いた事例はかなりあります。
Macが起動しなくなったりしたら是非この方法を試してみてください!
「セーフモード」で症状の改善がみられない場合は「PRAM」をクリアすると解決する場合もありますので、こちらの記事も参考にしてくださいね。