photo credit: Mac Users Guide via photopin cc
今回はMacBookの内臓バッテリーを長持ちさせるTipsをご紹介!何か使えそうなものがあれば是非お試しを!
1.購入後はじめてMacを使うときはフル充電で使おう!
まずMacBookを購入したら、すぐにMagSafe電源アダプタに接続し必ずフル充電してからセットアップを始めましょう。MagSafe電源アダプタがオレンジ色からグリーン色に変わるのを確認するまで、MacBookを起動しないようにします。
2.バッテリーとMagSafe電源アダプタを交互に使って内部を最適化!
リチウムイオンバッテリーの性質上、MagSafe電源アダプタにずっとつなげっぱなしで使用することは控えておきましょう。常にバッテリー液を流動させておくことでバッテリー内部を最適化することができます。
MacBookをフル充電したらバッテリーだけでMacを駆動し、ある程度バッテリーを消費したら再度MagSafe電源アダプタで充電するというサイクルで使うと良いでしょう。
3.室温10〜35℃の場所で使おう!
冬の時期になると、室温が10℃以下になることもしばしば。あまりに寒すぎるとMacBookを充電することができなくなることがあります。なるべく10~35℃が保たれた環境で使うようにしましょう。
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4.最低月1回はバッテリーをリフレッシュしよう!
MacBookのバッテリー寿命をのばすコツとして、毎月最低1回バッテリーをリフレッシュすると良いでしょう。バッテリーのリフレッシュ手順は以下の通りです。
- MagSafe電源アダプタでMacBookをフル充電する。
- MacBookの内蔵バッテリーを自動スリープになるまで消費させる。
- スリープになった状態をそのまま5時間以上持続させる。
- MagSafe電源アダプタでMacBookをフル充電する。
参考記事:Apple Portables:コンピュータのバッテリーを調整して最適の状態にする
5.半年以上MacBookを使用しない時はバッテリー残量を50%にセッティングする
MacBookを6ヶ月以上使用しない時は、バッテリー残量を最低50パーセント保持した状態にしておきましょう。バッテリーの劣化を最小限に防止することができます。
ちなみにMacBookをフル充電した状態で長期間使用しないとバッテリー容量が減少し、バッテリーの耐容年数が減ってしまう可能性があります。また、バッテリーをゼロの状態で長期間放置しておくとMacBookを起動できなくなる可能性があるので要注意です。
6.Macの「システム環境設定」から省エネルギー設定を見直そう!
内蔵バッテリーだけでMacを駆動している時は、上記のTipsにあわせて「システム環境設定」の「省エネルギー」設定を見直してみましょう。
まず「システム環境設定」から「省エネルギー」を選択します。

つぎに「バッテリー」タブにある「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」と「バッテリー電源使用時はディスプレイを少し暗くする」にチェックを入れ、「バッテリー電源使用時にPower Napを入にする」のチェックを外しておくと良いでしょう。

7.バッテリーの劣化状態と寿命をチェックしよう!
長期間、MacBookを使用してバッテリーがどれくらい劣化しているかを調べるときは以下の方法でチェックしてみましょう。
まずメニューバーにあるアップルマークをクリックし「このMacについて」を選択します。

つぎに「詳しい情報」を選択します。

「システムレポート」を選択します。

左サイドバーにある「電源」項目内にある「状態情報」にある「充放電回数」と「状態」をチェックしてみましょう。

バッテリーの状態をチェックする目安として、バッテリー容量が80パーセントに低下するまでに1,000回の充放電を要します。この回数を目安にMacBookのバッテリー劣化状態をチェックしてみてください!
参考記事:Mac notebooks:バッテリーの充放電回数を確認する
8.いま使用していないアプリケーションを終了させておく
アプリケーションを起動していても、すぐに使わないものは終了させておくとバッテリーの節約になります。
バッテリーの節約は必然的にバッテリー寿命をのばすことにもつながりますから、普段から意識しておくと良いと思います。
アプリケーションをひとつひとつ終了させるのが面倒であれば「QaLL」を使うとワンクリックで全てのアプリケーションを終了させることができるので非常に便利です!
9.Mac App Storeの自動ダウンロードをオフにする
バッテリーの消費につながるバックグラウンド系の機能も必要最低限にしておくと良いでしょう。
たとえばMac App Storeの自動ダウンロードも特に必要がなければオフにして、手動でアップデートするのもバッテリー節約につながります。
やり方は以下の通り。まず「システム環境設定」から「App Store」を選択。

「アップデートを自動的に確認」や「ほかのMacで購入したアプリケーションをダウンロード」のチェックを外すだけでOKです。

10.アプリケーションの位置サービスをオフにする
特に必要がない位置サービスもオフにしておくと良いでしょう。
「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」を選択します。

つぎに「プライバシー」タブを選択し「位置情報サービスを有効にする」をオフにするか、個別アプリケーション毎に必要のない位置サービスをオフにすればOKです!

参考記事:アップル - バッテリー - Appleのノートブックコンピュータ
あとがき:MacBookを長期間使うならとりあえずやっておこう!
MacBookを短期間に買えかえるのであれば、上記のメンテナンスはあまり気にしなくても大丈夫ですが、数年単位の使用を考えているユーザーは普段からバッテリーの劣化状態をチェックしておいたほうが良いですよ!
今回ご紹介したTipsのなかで何か使えそうなものごあれば是非お試しください!