Apple Press Infoによると、明日2015年10月1日にAppleが「OS X El Capitan」を正式リリースすることを告知しています。
「OS X El Capitan」は無料でアップデートすることができますが、トラブルなくアップデートを適用するために必要な準備をまとめました。是非参考にしてください。
1.「OS X El Capitan」のシステム要件を確認する
まず「OS X El Capitan」にアップデートするために必要なOSのバージョンを確認してみましょう。
現在「OS X Yosemite」もしくは「OS X Maverick」を搭載していれば問題なくアップデートすることができますが、お手持ちのMacの機種が以下の条件を満たしている必要があります。
- iMac(Mid 2007年以降)
- MacBook(13インチ アルミニウム製 Late 2008年以降 /Early 2009年以降)
- MacBook Pro(13インチ Mid 2009年以降 / 15インチ Mid 2007年以降 / 17インチ 2007年以降)
- MacBook Air(Late 2008年以降)
- Mac Mini(Early 2009年以降)
- Mac Pro(Early 2008年以降)
- Xserve(Early 2009年以降)
自分のMacがどの機種になるのかを事前にチェックしておきましょう。
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2.「OS X El Capitan」で動作しないアプリを削除する
「OS X El Capitan」では、「OS X Yosemite」で使えたアプリもいくつか使用できなくなっています。
「OS X El Capitan」で動作しないアプリは「MacRumors Forums」で確認し、事前に削除しておくと良いですよ。
また不要なMacアプリをアンインストールするときは関連ファイル毎まとめて削除できる「AppCleaner」を使うと便利です。
【関連】Macアプリを根こそぎアンインストール(削除)できるフリーソフト「AppCleaner」
3.ディスクのアクセス権を修復する
「OS X El Capitan」にアップデートする前に、現在使用中のOS環境にある不具合を解消しておくと、アップデート後のトラブルに遭う確率は低くなります。
「ディスクユーティリティ」を使用し、ディスクのアクセス権の修復を済ませておきましょう。
【関連】Macのディスクユーティリティでアクセス権を修復する方法
4.セーフブートで全体的なメンテナンスをしておく
「ディスクユーティリティ」によるアクセス権の修復だけでは心配な方は「セーフブート」によるメンテナンスをしておくと安心です。
「セーフブート」は起動ディスクの自動修復や不要なキャッシュを削除してくれるなど、Mac全体をトータルでメンテナンスすることができます。
5.バックアップを取っておく
またOSのメジャーアップデートを適用する前に、必ずバックアップを取っておくことも重要です。
「TimeMachine」によるバックアップや、その他重要なデータを手動で外付けハードディスクやクラウドストレージにコピーするなど、万が一のトラブルに備えておくことも重要です。
あとがき
以上にまとめた作業を実施しておけば、何も準備をしないでアップデートするよりも、安心してMacを使い続けることができます。
「OS X El Capitan」にアップデートする前の確認事項として是非参考にしていただければと思います。
sourece:Apple Press Info