「OS X El Capitan」では「iOS 9」と同様に、2つのアプリをフルスクリーン表示で並べて作業ができる「Split View(スプリット・ビュー)」機能が追加されました。
今回は「OS X El Capitan」の「Split View(スプリット・ビュー)」の使い方をご紹介します。
Split View(スプリット・ビュー)とは?
「Split View(スプリット・ビュー)」とは、画面に2つのアプリケーションをフルスクリーン表示で並べ、両方を見ながら同時に作業できる便利な機能です。
「iOS 9」でiPad専用の新機能として搭載された機能でもありますが、「OS X El Capitan 」でも使用することができます。
【関連】iOS 9 新機能:「Split View(スプリット・ビュー)」の使い方。iPadで2つのアプリを並べて同時に操作できる!
Split View(スプリット・ビュー)の使い方
使い方は簡単です。まず任意のアプリを起動し、ウィンドウ左上にある緑色のフルスクリーンボタンを長押しクリックします。

すると、こんな感じの画面になるので、緑色のフルスクリーンボタンを押したまま左右どちらかの方向にアプリのウィンドウをドラッグ&ドロップします。

あとは「Split View(スプリット・ビュー)」に対応したアプリをもうひとつ選んでクリックするだけで、2つのアプリをフルスクリーン表示で並べて作業することができます。
ちなみに左右のウィンドウ位置は、ウィンドウをカーソルで選択した状態で左右に動かすだけで入れ替えることができます。

「Mission Control」でフルスクリーン表示になっているアプリを「Split View(スプリット・ビュー)」にする方法
「Mission Control」を応用した「Split View(スプリット・ビュー)」の活用方法もご紹介します。
他のデスクトップ画面に、既にフルスクリーン表示にしているアプリがあるとき、下の画面のように任意のアプリを他のデスクトップ画面にドラッグ&ドロップします。

例えば「メモ」をフルスクリーン表示にしていたデスクトップ画面に「Mission Control」経由で「Safari」のウィンドウをドラッグ&ドロップしてみます。

すると、こんな感じで「Mission Control」を応用した「Split View(スプリット・ビュー)」も簡単に作ることができますよ!

あとがき
「Split View(スプリット・ビュー)」を使えば、2つのアプリをフルスクリーン表示で並べて同時に作業ができるので、今まで以上にMacの作業がはかどるはずです。
とても便利な機能ですので、是非お試しください!
「OS X El Capitan」に関連する記事も合わせてどうぞ!
【関連】OS X El Capitan 使い方:「Safari 9」でお気に入りサイトをタブバーに固定する「ページピン」機能