Mac・iOS向け人気スニペットアプリを開発しているSmileは、サブスクリプション制への移行と同時に販売を停止していたiOS版「TextExpander 3」の販売を再開し、旧バージョンの「TextExpander」のサポートを今後も継続していくことを発表しています。
iOSアプリ「TextExpander 3」が販売再開に
「TextExpander」を開発しているSmileは、最新バージョンとなる「TextExpander for Mac 6」、「TextExpander for iOS 4」をリリース後、「App Store」でiOS版「TextExpander 3」の販売を一時的に停止していましたが、販売が再開されています。
サブスクリプションの料金も改定され、個人向けLife Hackerプランの場合、月契約は2.08ドル、年契約する場合は永久的に20ドルで利用できるようになっています。
また旧バージョンの「TextExpander for Mac 5」、iOSアプリの「TextExpander touch 3」は今後もできる限りサポートを継続していくことを改めて表明しています。
あとがき
今回の価格改定は明らかにユーザーの反発が大きかったのが理由なのでしょうが、一度失った信頼を取り戻すのは大変だろうと思います。
人気スニペットツールの「Alfred」も次期バージョンでスニペット機能の提供を表明していますし、これを機に「TextExpander」の代替アプリも増えてくる可能性があります。
Smileの方針転換は朗報ではありますが、既存ユーザーの乗り換えを止めることは難しいかもしれませんね。