Appleが2014年9月26日に「iOS 8.0.1」の深刻な不具合を修正した「iOS 8.0.2」を公開しています。
2014年9月25日にリリースされた「iOS 8.0.1」は、適用したユーザーの一部が「Touch ID」を使用できない、キャリアの電波を受信できなくなるなどのトラブルがあり、Appleは「iOS 8.0.1」から「iOS 8.0」へのダウングレードを推奨していました。
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今回のアップデートは「iOS 8.0.1」の不具合の解消を含めた以下のものとなっています。
- iPhone 6とiPhone 6 Plusで、キャリアのネットワーク接続性と「Touch ID」に影響を与えたiOS 8.0.1の問題を修復
- HealthKitのAppをApp Storeで入手可能にできるようにバグを修正
- ユーザがパスコードを入力したときに他社製のキーボードの選択が解除されることがある問題に対処
- Phone 6およびiPhone 6 Plusでの簡易アクセス機能の信頼性が向上
- App内課金に関するファミリー共有の “承認と購入のリクエスト” のサポートが向上
- iCloudバックアップから着信音が復元されないことがある問題を修正
- Safariから写真やビデオをアップロードできないバグを修正

「iOS 8.0.2」にアップデート。自分の環境では大きな問題なし。
「iOS 8.0.2」に恐る恐るアップデートしてみたら、自分の環境では大きな問題はみられず「Touch ID」やキャリアの電波も正常に受信できている状態です。
「iOS 8.0.2」のアップデートを適用したユーザーの一部には、まだ「iOS 8.0.1」と同様の不具合が出ているケースもあるようですが、とりあえず「iOS 8.0.1」の時のような深刻な不具合は比較的少ないようです。