iPhoneやiPadを使ってインターネット共有(テザリング)機能を使いたいときは、「設定」から「インターネット共有」や「パスワード」を有効にする必要がありましたが、「iOS 8」の「Instant Hotspot 」を使えば、もっと簡単にインターネット共有ができるようになりました。
iOS 8 新機能「Instant Hotspot」の設定方法
iOS 8で「Instant Hotspot」を使うために、テザリング(インターネット共有)をしたい端末の「設定」→「Wi-Fi」の順に進み「インターネット共有」の項目にある接続元となる端末をタップするだけでOK!
たったのワンタップでパスワードを設定することもなく、インターネット共有(テザリング)を使うことができます。
尚、Macで「Instant Hotspot」機能を使うためには「OS X Yosemite」にアップグレードする必要があるため、記事執筆時点では iPhone / iPad 間のみの利用となっています。

「Instant Hotspot」を正しく設定するためのポイント
「Instant Hotspot」をうまく設定するためには、この機能を使うデバイスが以下の条件を満たしていることをご確認ください。
- 双方のデバイスの「Wi-Fi」が有効になっていること。
- 双方のデバイスの「Bluetooth」が有効になっていること。
- 双方のデバイスが同じ「Apple ID」を使って「iCloud」にログインしていること。
- 双方のデバイスが「iOS 8.0」にアップデートされていること。
- インターネット共有の接続元のデバイスが「テザリングオプション」に加入していること。
- 双方のデバイスが iPhone 5 以降、iPad(第4世代)、iPad Air、iPad mini、iPad mini Retina ディスプレイモデル、iPod touch(第5世代)以降のモデルであること。
テザリング(インターネット共有)が超簡単に使えるようになった!
今まで「インターネット共有」機能を使うためには、双方のデバイスで「インターネット共有」の設定を手動で行う必要がありましたが、「Instant Hotspot 」を使えばたったのワンタップですぐにテザリングができるようになります。
この機能をうまく使えばモバイルWi-Fiルーターがなくても、iPad(Wi-Fiモデル)ですぐにインターネットを楽しむなんてこともできそうですね。
一度使うと本当に便利な機能なので、是非お試しください!