最近、Googleアカウントの個人情報を狙った被害が増えてきていますよね。
2014年9月に500万件のGmailアドレスとパスワードがロシアのオンラインフォーラムに流出した事件もあり、もう他人事ではなくなってきています。
また自分のGmailアドレスが流出していないかチェックするために「Is leaked?」というサイトを利用する方法が多数メディアで紹介されていましたが「Is leaked?」そのものが怪しいという情報さえ出て来ました。
僕自身も一度「Is leaked?」を利用してGmailアドレスをチェックしたため、今後個人情報の被害に遭う可能性もあります。
そういった経緯もあって、Googleアカウントの2段階認証プロセスを導入することにしました。
Googleアカウントの2段階認証プロセスとは?
まずは「Googleアカウントの2段階認証プロセス」を導入すると、どんなメリットが得られるのかを知っておきましょう。
2 段階認証プロセスを使用すると、Google アカウントのセキュリティがさらに強化されるため、アカウントの個人情報を他人に盗まれる可能性が大幅に減少します。なぜなら、2 段階認証プロセスでは、不正使用の際はユーザーのパスワードとユーザー名を手に入れる必要があるだけでなく、携帯端末本体を手に入れる必要があるためです。
引用:2段階認証プロセスについて - Googleアカウントヘルプ
最近はGmailアドレスとパスワードが大量に流出するなど、大きな話題となりましたが「2段階認証プロセス」を導入しておけば、信頼できるパソコンからのアクセス以外は常にログインパスワードをその都度発行してGoogleアカウントにログインすることになります。
関連記事Gmailアドレスとパスワードが500万件流出?!自分のパスワードが流出されていないかチェックしてみた。 | iTea4.0
Googleアカウントの2段階認証プロセスを有効にする方法
では、早速Googleアカウントの2段階認証プロセスを有効にしましょう。まずインターネットブラウザでGoogleにアクセスし、画面右上にある自分のアカウントアイコンをクリックして「アカウント」にアクセスします。

つぎに「セキュリティ」タブにある「2段階認証プロセス」の「設定」をクリックします。

「設定を開始」をクリックします。

Googleに再度ログインします。

携帯電話のメールアドレスを入力し「コードの受け取り方法」を「テキストメッセージ(携帯電話のメール)」にして「コードを送信」をクリックします。

携帯電話に6ケタのコードが記載されたメールが届きます。その確認コードを入力し「確認」をクリックします。

信頼できるパソコンを登録します。いつも使用しているパソコンを登録しておくと、Googleにログインする時に確認コードなしにログインすることが可能になります。
万が一、携帯電話を紛失してしまった場合、いつも使っているパソコンからすぐにGoogleにログインできる状態にしておくと安心ですね。

最後に2段階認証プロセスを有効にするために「確認」をクリックします。これで基本的な2段階認証プロセスの設定は終わりです。

尚、2段階認証プロセスを有効にすると、今までiPhoneやiPadで使用していたGmail、Googleカレンダー、YouTubeなどのパスワードをアプリケーション毎に登録する必要があります。
この作業は少し手間と時間がかかるので、時間に余裕がないときは「後で実行する」にしておいて大丈夫です。

思っていたより簡単にできる!スムーズに進めば数分程度で設定できます。
とりあえず「2段階認証プロセス」だけを有効にしたい場合、上記の手順で設定していけば数分程度で設定できます。
「2段階認証プロセス」を有効にすると、信頼しているパソコン以外は、常に確認コードを発行してGoogleにログインする形になりますが、多少面倒でも安全性を高められるのであればやっておいて損はないかと思います。
アプリケーション毎のパスワード設定は、また改めて解説したいと思います。
尚、2段階認証プロセスと同時にGoogleアカウントのパスワードも変更しておきたい場合は、以下の記事を参考にしてください!